アルバイト・パート インタビュー
パスタ作りのスピードに、
経験の違いを出しています。
T.S.さん 10代 アルバイト
10代でも経験豊富な頼れるスタッフ。
高校生のときに鎌倉パスタでアルバイトをスタートし、当時は毎日のようにシフトを入れていたというT.S.さん。高校卒業後は歯科衛生士を目指して3年制の専門学校に通っており、現在は土日祝日の中から週1、2日の出勤となっています。10代ながら勤務歴は3年と長く、後輩スタッフへの指導歴も豊富。忙しい時間帯に効率よくパスタを作る技術で、高い評価を受けています。
高校生のころは毎日のようにシフトに。
高校生のときに、友だちに誘われて鎌倉パスタでアルバイトを始めました。自宅から自転車で10分ほどの距離に店舗があり、通いやすさが魅力でしたし、試験前に休みが取れるなど、自分のペースで働けると感じて応募を決めました。今は専門学校の課題が多くて、週に1、2日の出勤なのですが、高校生のころは毎日のようにシフトを入れていたんですよ。そのおかげで短期間で仕事を覚えることができて、フロア(ホール)からキッチンに移るのも早かったですね。ポジションを移るときには時給も上がるので、当時は張り切って仕事を頑張っていたんです(笑)。
学生アルバイトは卒業でスタッフが入れ替わるので、いつの間にか私もベテランのアルバイトスタッフになりました。キッチン経験のない新人スタッフも増えたため、最近はずっとキッチン、ベーカリーの担当です。キッチンに入ったばかりのスタッフを指導することも多くなりましたが、どこから教えたらいいのか戸惑うことも多いです。人を育てる仕事というのは難しいですね。意識しているのはマニュアル通りの作業を伝えることで、経験を重ねるうちに自分流になる部分がどうしてもあるのですが、そうしたことは伝えないように、正確にマニュアル通りの作業ができるように指導をしています。
未経験スタートの先輩がたくさん活躍しています。
鎌倉パスタのアルバイトスタッフはフロア、キッチン、ベーカリーの3つのポジションを担当しますが、未経験でもまったく問題ありません。すべてのポジションに詳細なマニュアルが用意されていますし、先輩スタッフが横について指導もしてくれます。調理経験がない方は不安に感じるかもしれませんが、未経験スタートの先輩スタッフもたくさんいるので安心してください。パンの成型に関しては、センスや経験の差も出ますが、経験を積めば誰でもできるようになります。いろいろと経験できるアルバイトで、楽しいと思いますよ。
私が経験の差を出せるのは、キッチンでのスピードですね。一度に茹でられる麺の数は決まっているので、茹で上がったパスタをソースと絡めて仕上げている間に、ロスなく次の麺茹でを行うことが時間短縮の鍵になります。次から次へと注文のパスタを仕上げているときに、「私、メッチャできてるやん」とテンションが上がることがありますね。こんな感覚を味わえるようになったのは最近のことで、これも経験の力なんでしょう。忙しい時間帯でもお客さまをお待たせさせない調理ができていると思うと、ちょっと誇らしい気持ちになりますね。
私のイチ押しは「すき焼き風和風パスタ」です。
経験を積んでも、難しいなと感じるのがパンを焼き上げるタイミングや量ですね。お客さまには焼き立てのパンを食べ放題で楽しんでいただきたいと思っているのですが、突然の団体のお客さまの来店などで一気にパンがなくなることがあり、そんなときは本当に焦ります。パンには発酵時間があるので、急いで焼いてという対応が難しいんです。お客さまに焼き上がりをお待ちいただくことになったときは申し訳ない気持ちになります。経験を積んでも、この読みはなかなか難しいですね。
夏休みなどの長期休暇を除くと、週末しかシフトに入れませんが、それでも卒業まで鎌倉パスタで働きたいと思っています。シフトの自由度はもちろんですが、スタッフ同士の仲がよくて、居心地のよさが最高なんです。今後もキッチンがメインになると思いますので、美味しいパスタをお客さまに提供したいですね。私のオススメのパスタは「牛肉と野菜のすき焼き風和風パスタ」。この商品独自のソースが自慢で、具沢山の本当に美味しいパスタなんですよ。私が20%のスタッフ割引を使って注文するのは、このパスタです(笑)。
T.S.さんの一日
- 8:50 出勤
- 制服に着替えて業務開始。
- 9:00 キッチンで仕込み作業
- エビ、イカなどの食材を茹でたり、
野菜のカット、ソースの準備などを行います。 - 11:00 オープン
- キッチン担当としてパスタ作りを行います。
- 14:00 スタンバイ確認
- ディナータイム用の食材を確認。
仕込みの不足分を補充します。 - 15:00 退勤